本の知識だけでは通用しないのが歯科助手という仕事

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知識を元に実践を積むことが大切

歯科助手の仕事は、本で得た知識を元に、実践を積むことが大切だと思います。
例えば、バキュームという、歯科治療中の患者さんの唾液を吸う機械を扱う作業がありますが、教科書等には、ただ歯の位置に合わせたバキュームの当て方や角度が書かれているだけで、それ以上のことは書かれていないことがほとんどです。しかし子供と大人では当然違いますし、歯並びも人によって違うので、教科書どおりに出来るというわけではありません。
加えて、そのバキュームの作業だけをしていれば良いというわけではなく、歯科医師が体制を変えるのに合わせてライトの位置もずらしたりすることも、歯科助手の重要な役割になるので、常に気が抜けない状態と言えます。
まるで息をするように自然な流れで診療をスムーズに進められるようになるのが理想ですが、そのためには何回もひたすら実践を積むことが必要不可欠なのです。

歯科助手と歯科受付は違うのか

歯科助手の仕事は、消毒、滅菌、診療補助など、診療室の中での作業だけではありません。
よく、歯科医院の求人広告に、「歯科助手、受付」と書かれているのをご覧になったことがある方もいらっしゃるかと思いますが、歯科助手と受付は違うのかどうなのか分からない、と感じたことがある方もいらっしゃることでしょう。
結論から言えば、歯科助手と受付は同じ領域になります。歯科医院によっては、消毒、滅菌、診療補助の業務を行う歯科助手と、受付のみの業務を行う歯科助手と分けているところもありますが、基本的には、歯科助手はこれら全ての業務を行うことが出来るのです。
消毒、滅菌、診療補助業務はある程度見て覚えて経験で上手になっていきますが、レセプト業務(診療報酬の月締め)は少々手間取る作業になりますし、専門用語など覚えることが沢山あるので、受付業務は他の業務とは別にしている歯科医院が多いようです。